立体的に
昨日(8/19)、今日(8/20)と楽団リハでした。
通常の合奏日だけでは間に合わない部分や少人数バンドのため、通常合奏日で欠席者が多い場合は合奏を取りやめ個人やパートに切り替えて別の日に合奏を振り返るので、現在はイレギュラーなリハーサル日程が多くなっています。
私のリハーサルでよく発する言葉があります。
「立体的」。
響きの表現力が弦楽器や声楽などに比べてやはり吹奏楽は幅が狭いジャンル。
どうしても「平面的」な演奏になりやすい。
今取り組んでいる楽曲で「アルメニアンダンスパートI」があります。
吹奏楽の代表的な楽曲。
リードの作品の中でもやはり「立体的」な「奥行」のあるスコアだなと思います。
スコアを見れば見るほどそれが伝わります。
なので各声部の絶妙な駆け引きが重要だしまたそれが難しい。
昨今の吹奏楽作品はどうも「立体的」に感じられない気がします。
音符の数が多いことで厚みのある作品なのかもしれませんが絵画のような「奥行」が感じられないというか前衛的な絵画、昔ながらのアニメの作画のような感じ。
様々な描法を駆使して「立体的」「奥行のある」「3D」のような音楽がお客様を引き付けるには必要だと思っています。
アマチュア楽団なので大変難しい発想かもしれませんが、それは変わらず求めていきたい。求め続けてリハーサルを行っていきたい。
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